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Luv PARADE and H.U.G keep presenting us with amazing concerts which attract your interest apparently without much effort! After their events with other bands, they organised a 2-man show this time that showed us yet another side of these two bands!
2022年4月Luv PARADEの活動を再開すると発表した以来、元D’ESPAIRSRAY のメンバーKaryu (Angelo /ex D’ESPAIRSRAY)、ZERO (THE MICRO HEAD 4N’S/OFIAM)とTSUKASA (THE MICRO HEAD 4N’S) は渋谷のO-EASTで2つの対バンイベントを開催し、成功させた。そして今月は、ツーマンという新しい挑戦に取り組んだ。ツーマンの相手はLuv PARADEの対バンイベントDevil’s Party で出現したKaryu のセッションバンドから生み出されたH.U.Gというバンド。

2022年12月17日、東京の赤羽ReNY alphaは前から後ろまで壮大なツーマンの始まりを待っているファンで埋まっていた。照明が消えた後、大きな拍手の音が会場内に響き渡り、もうこれ以上待てない観客が今日をどれだけ楽しみにしていたことが伝わった。拍手をしながらH.U.Gのメンバーは一人ずつステージに上がった。ドラムのTAKEO(PIERROT /Angelo)、マニピュレーターの横山和俊、ベースのNAOKI(FANTASISTA)、ギターのKaryu (Angelo /ex D’ESPAIRSRAY)、そして最初の曲、「DON’T DOUBT」のビートが会場に響いた瞬間すぐに自分のがなり声を披露したボーカルのryo (HOLLOWGRAM/TAG/DALLE)。 じわじわとドキドキハラハラを感じさせるスリル映画のオープニングソングのようにダークでヘビーな曲で、H.U.Gは間違いなく最初の曲から鮮烈な印象を残した。激しくてワイルドな曲のDROPへとバンドが演奏を続けると、ファンは拍手しながら飛び出した。続いて、H.U.Gは印象的なベースラインで記憶に残る「熾 -OKI-」、ファンをお互いに合わせて同時にヘッドバンをさせるD’ESPAIRSRAYの曲である「 Marry of the blood」、ファンをジャンプさせるタイトル通りに生き生きとしたTAGの曲の「Flash dancers」を演奏した。


H.U.Gの強力なパフォーマンスは会場を火が燃えているかのように熱くした。「赤羽!ありがとう!!」とryoは自分の興奮を伝えるために出来るだけ大きな声で叫び、観客から拍手をもらった後、メンバー紹介に移し、メンバーにも一言喋るようにと指示した。ベースのNAOKIは、昔からギターのKaryuと悪友の関係だったことを打ち明ける一方、マニピュレーターの横山和俊はこの機会を掴み、「ステージに立つのが久しぶりだ。皆の声が聞きたい!」とファンに声をかけた。ドラムのTAKEOは、「私はNAOKIみたいに生き生きとした人に見えないかもしれないけど、中ではちゃんと燃えている!私の燃えている気持ちと音を受け止めてください!」と自分を紹介した。次はギターのKaryuの番のはずだが、今日は時間が厳しく、大事な告知もあるからと横山からのCut in。そしてryoから「私たちはまたライブをします。活動を始めたばかりでトライアルという形ではありますが、来年の3月24日、H.U.Gはワンマンをやります!そのためには、新しい曲もたくさん作らなければいけません。そういうことで、早速一曲、新曲を披露します。戦争をテーマにした曲です。多くの人は、社会に追い詰められている。だからこそ、私たちも皆、心に愛を持ちましょう」。

戦争で戦っている兵士の映像に引きつけられた観客は、静かにH.U.Gの新曲、「LOVE THAT NEVER ENDS」を聴いていた。同時にryoは、切ない歌詞を天井へと、そしてファンへと手を伸ばしながら唄っていた。サビでファンは連帯感を示すためにゆっくりと右から左へと手を振っていた。感情的なパフォーマンスを終えたばかりなのにも関わらず、H.U.Gは1秒も無駄にせずに次の曲の「HUG」へと続けた。テンポの速い「HUG」を受け止め、ファンは拳を上げ、振っていた。同時に、NAOKIとKaryuは下手と上手の立ち位置を入れ替わりながら、笑顔や手振り身振りなどでファンと直接接していた。「皆の心に響くようにと」ryoはH.U.Gの最後の曲「HEART」を明かし、「今日は声出しが禁止になっているけど、我々と一緒に楽しめば楽しむほど皆の今日の思い出も素敵になる!」とファンを煽った。センチメンタルでありながら、背を押すような前向きなサビを持っている曲は、会場内を以前にもまして盛り上げさせ、H.U.Gはファンと素敵な思い出を作るというミッションを見事に果たした。

その後、Luv PARADE がステージを乗っ取った。ドラムのTSUKASA (THE MICRO HEAD 4N’S) から始まり、メンバーは次々とステージに出た。ベースのZERO (THE MICRO HEAD 4N’S /OFIAM)、ギターのKaryu(Angelo/ ex D’ESPAIRSRAY)、そして最後にゲストボーカルdefspiralのTAKA 。4人は、洋楽のポップスタービリー・アイリッシュ、ブリトニー・スピアーズと レディー・ガガのヒット曲を鮮烈なロックソングに変えることで自分の音楽的才能を披露した。「Poker Face」のカバーを演奏している途中、Karyuはヘッドバンしているファンと一緒になり、客席でもステージ上でも髪が左から右、右から左へと靡いていた。バンドがファンのお気に入り、D’ESPAIRSRAY の「DEVIL’S PARTY」へと演奏を続くと、ファンは力の許す限り高くジャンプし続けた。「今日の会場は距離が近いね。これこそ本物のライブだ!」とTAKA は観客に声をかけ、「皆と一緒に過ごせる時間が増えたことは実に嬉しい。だけど、まだ足りない!だから今度はワンマンをやります!一回だけではない。東名阪ツアーに行きます!大阪、名古屋、そして東京。このツアーを通じてパワ-アップしていく。ね?」と右側に立っているKaryuに問いかけた。「はい!皆来ると約束してもらってもいいですか。」とKaryuはファンに聞き、指ハートをファンの方向、そしてTAKAの方向へと見せた。「初めてKaryuからラブをいただいた!」とTAKAは自分の目を疑っているかのような表情で応えた。「今回のツアーも楽しくなりそうだけど、まずは今日を一緒に楽しむ必要がある!」とTAKAが宣言した後、バンドはD’ESPAIRSRAYの看板曲を2曲演奏した「LOVE IS DEAD」 と 「MIRROR」。バンドもファンもこの2曲を一緒に楽しみ、最高なひと時を過ごせていた。KaryuとZEROがお互いの隣に演奏している途中、KaryuはZEROの肩に頭を置きながら笑顔でギターを弾いていた。一方、TSUKASAは声にせず歌詞を歌っている姿も見かけた。


バンドがステージを去った後、ファンはアンコールを求め、拍手を繰り返した。Luv PARADE は観客の要望に応え、今度はグッズで売っているバンドロゴのTシャツで一人ずつステージに戻った。自分の楽器を手に取る前にZEROはファンにワンマンに来るかどうかを尋ねたが、期待通りの反応がこなかったため、「こういう時は嘘でも手を上げるべき。実際に来てくれなくても俺たちが嬉しいから。」と出張した。ZEROとファンのコミュニケーションを見ていたKaryuは、「大丈夫。皆先俺に約束した。だから来る。」とZEROに安心の言葉をかけた。Karyuのコメントを聞いたファンが爆笑に落ちたら、ZEROは名古屋と大阪のワンマンに来るかどうかを尋ねた。今度はほとんどのファンが手を上げた。「いいぞ。じゃそれなら今日帰る前に皆に紙に記入してもらおうかな。電話番号、住所とか。来ないやつには、非通知の番号で電話をかけるから。」と宣言したZEROの発言をファンは改めて笑った。ファンと約束を交わしたLuv PARADEは、今度はアヴリル・ラヴィーンのヒット曲「sk8er boi」のカバーを披露し、ファンはジャンプしたりヘドバンしたりした。
「同じ時代に仲間と一緒に戦えるのが実に嬉しい。記念としてセッションをやろうか。」とTAKAが発表したら、H.U.Gのボーカルryo がバースデーケーキを手に持った横山と一緒にステージに上がった。そのケーキは、12月7日に誕生日を迎えたKaryuを祝うためのものだった。声出しが禁止だったため、TAKAはファンに心の声でハッピーバースデーの唄を唄ってくれるように頼んだ後、ファンはハッピーバースデーのリズムに拍手した。Karyuがキャンドルの火を吹きかけ、「今日ここにいる皆、そしてメンバーのおかげで今でも活動ができている。そのことも祝うべきだから、もう一回一緒に狂っていこう。」と会場にいる皆に向けて感謝の気持ちを伝えたら、Luv PARADEは最後の曲、D’ESPAIRSRAYの「DEATH POINT」の演奏を始めた。ステージを去る前に、Karyuはもう一度観客に感謝の言葉をかけ、今度のワンマンにまた会おうと。


まとめると、二つのセッションバンドH.U.GとLuv PARADE のツーマンは素晴らしい公演だった。バンドは両方、最初から最後まで印象深い演奏を見せてくれた。その優れた演奏とファンの熱いエネルギーは会場内を言葉通り火が燃えているかのように熱くした。ライブ前とライブ後の温度の差を確かに感じた上に、両バンドのパフォーマンスを見て楽しい時間を過ごせた。両バンドのボーカルの強い歌声とデスボイスのスキル、そして他のメンバーの演奏、音楽的才能にも感動した。アヴリル・ラヴィーンのヒット曲「sk8er boi」のカバーも個人的にとても気に入った。なぜなら、このキャッチーで懐かしいヒットを、Luv PARADE はヘッドバンに似合う前にもましてかっこよく仕上げてくれたから。また、メンバーがステージに立って演奏しているのを心から楽しんでいる様子を見て心が温まった。メンバーは皆、ステージの面積を全部使ってステージ上を回りながら演奏したり、ヘッドバンしたり、思い切り笑ったり、ファンの前にひざまずいて笑顔でファンと接したりするメンバーの行動はいかにもメンバーの音楽に対する純粋な愛と、ファンに対する愛を示した。両バンドは、大きな目標を掲け、ワンマンに挑戦する不安も声にしたが、立派なパフォーマンスをあの夜見たからこそ、このメンバーならやれると確信し、H.U.GとLuv PARADEのことを今後もっともっと知っていきたいと思った。
Report: Tiffany
Translation: Tiffany
H.U.G OFFICIAL SITE | Luv PARADE OFFICIALSITE |
H.U.G. OFFICIAL Twitter | Luv PARADE OFFICIAL Twitter |
Karyu OFFICIAL |
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